新潟県の弥彦村(やひこむら)役場では、昨年末から大忙しの状態が続いているそうです!!!
同村役場によると「『ふるさと納税』の件数が9,500件にも達し、金額は1億円を超えました!」という嬉しい悲鳴だそうです。
昨年度はたった29万円だった寄付金が、実に今は1億円を突破した!とのコトです。
その背景は、昨年6月から御礼の品を充実させたところ、急に申し込みが殺到したというのです。
今や全国的にブームとなっている
『ふるさと納税』制度。
好きな自治体に寄附(※)をすると、御礼として地元特産品などがもらえるという、なんだかちょっと嬉しい制度です。
ここで注目すべきは、自分の生まれ故郷に限らず、どの自治体に対してでも『ふるさと納税』が出来るので、それぞれの自治体がWeb等で公開している、ふるさと納税に対する考え方や、集まった寄附金の使途等を検討した上で、応援したい自治体を自由に選べるということです。
だから、道理として「御礼の品が魅力的であればあるほど」寄附金は増えるという仕組みなのです。
そう、他府県の人からも!
しかし一方で、
我が市高槻では、
7年連続でふるさと納税0円!というコトです!!!
「どっちもたかつき」を目指す高槻市が「田舎=ふるさと」を訴求しないというのは、おかしいと思いませんか?
市民からは「(ふるさと納税制度が)0円なんですか?!知らなかったです!潤っているのかと思ってましたケド…」とか、「それは市の怠慢でしょ!」という声も上がっています。
議会でもこれを問題視する声があり、或る市議は「他市からすごく遅れを取っているので、頑張らなくてはイケナイんじゃないかと思う。」と吐露しています。
こうした不満や批判を受け、市もやっと今年から「寄附金に対する御礼の品の提供」をスタートしました。
市役所によると「これだけ(ふるさと納税制度が)全国的に大きくなるとは考えてもいませんでした…。
今からだと、ちょっと遅れ馳せながらだと思いますけれども…。」という歯切れの悪さです。
その名も
『高槻市ふるさと寄附金』

というその制度。地元「たかつき」の好きな所を応援したいという向きには、御礼の記念品が贈られるというコトらしいが…。
しかしながら、何故今まで御礼の品(もしくはそれを贈るという発想)が無かったのでしょうか?
ようやく!本腰を入れ始めた高槻の「ふるさと納税」。今からでも巻き返しは出来るのでしょうか???
※注)一般的に自治体に寄附をした場合には、確定申告を行うことで、その寄附金額の一部が所得税及び住民税から控除されますが、ふるさと納税ではそれ以上に有利な控除を受けることが出来る場合があります。(詳細は総務省HP等でご確認ください。)


[画像:http://www.city.takatsuki.osaka.jp/shisei/seisakuzaisei/furusato/furusatokifukin.html 2016/1/22アクセス]
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