高槻のお寺(神峯山寺)での新しい取り組み
- 2018/03/12
- 16:50
みなさんは、自分んおお葬式について、考えてみたことはありますか?
普通のお葬式では、
家族に見とられながら、友人や知人にも手を合わせて貰いつつ、
あの世へと旅立つ… というのが1番一般的ですね…。
そして、それ以降も、
命日やお彼岸にはお墓参りをしてくれる人達がちゃんと居る!というのが前提になります。
今や、そんな「贅沢な?」お弔いをして貰える人は、とても恵まれていると云うべきなのかも知れないです!
現代社会特有の背景で、元々生涯独身だったり、家族同士の折り合いが必ずしも良くなかったり、
経済的に苦しいといったような理由で、亡くなっても葬儀を挙げて貰えないケースが急増しているのです!
北摂の山あいにある天台宗の神峯山(かぶさん)寺(高槻市原)の住職=近藤真道さん(69)によりますと、
「神峯山寺では昨年4月から遺骨葬を始めました。経費は約25万円です。戒名も付きます。
宗派を問わず誰でも受け入れています。既に、これまで5件の『遺骨葬』を挙げました。」
「家族に見送って貰い、先祖代々の墓に入る。そんな最期を迎えられない人が多くなって来ているのです。
また近年、通夜や告別式を経ずに火葬する『直葬』が増えています。
つまり、自治体が火葬し、引き取り手のない遺骨を保管するというケースも多くなっているのです。」
「さらに一方で、自分の親・兄弟の葬儀を挙げられなかったことに、
一種の罪悪感を持つ人がいるのも事実です。」
…ということのようです。
さらに、
「『遺骨葬』を始めたのは、ご遺体が無くても、故人を弔い、偲べる場所をつくりたいと考えたからです。」
「近年、親と離れて暮らすのが当たり前になり、生涯1度も結婚をせず、
家族を持たないまま高齢になる方も増えている。
家族という単位がますます最小化に進んでいると実感しています…。」と続けます。
神峯山寺では、葬儀をしたり、お墓参りをしたりした家族の写真を撮り、
会話内容も含めてパソコンにデータ入力し、保存しているとのことです。

(画像:https://digital.asahi.com/articles/ASL264WBQL26ULBJ00Z.html?_requesturl=articles%2FASL264WBQL26ULBJ00Z.html&rm=401 アクセス2018年3月10日)
もちろん、個人情報ですので、外部からのアクセスは遮断しているのです。
つまり、例えば、亡き祖父母や両親が生前に幼い自分にどう接し、どんなことを話していたのか?
家族間の交流が減ったとしても、このお寺に来れば自分の家族について知ることができるんです!
なるほど…
今や、お寺に求められているのは、家族を繋げる「接着剤の役割」なのかも知れません。
「遺骨葬」もそうした取り組みの1つの形であり、故人を弔いたいという想いには変わりはないのです。
少子化や生涯未婚率の高まりで、家族の構成人数が少なくなって来ています。
そうした中、生前、それも元気な内から死後に備える(=終活)が静かなブームになっています。
このことは、これから迎える「多死社会」に向け、高齢者に問われている最も深刻な問題の1つには違いないようです。
神峯山寺
住所:〒569-1051 大阪府高槻市原3301-1
電話番号:072-688-0788
ファックス:072-680-2133
拝観時間:9:00~17:00(冬季は16:00まで)
普通のお葬式では、
家族に見とられながら、友人や知人にも手を合わせて貰いつつ、
あの世へと旅立つ… というのが1番一般的ですね…。
そして、それ以降も、
命日やお彼岸にはお墓参りをしてくれる人達がちゃんと居る!というのが前提になります。
今や、そんな「贅沢な?」お弔いをして貰える人は、とても恵まれていると云うべきなのかも知れないです!
現代社会特有の背景で、元々生涯独身だったり、家族同士の折り合いが必ずしも良くなかったり、
経済的に苦しいといったような理由で、亡くなっても葬儀を挙げて貰えないケースが急増しているのです!
北摂の山あいにある天台宗の神峯山(かぶさん)寺(高槻市原)の住職=近藤真道さん(69)によりますと、
「神峯山寺では昨年4月から遺骨葬を始めました。経費は約25万円です。戒名も付きます。
宗派を問わず誰でも受け入れています。既に、これまで5件の『遺骨葬』を挙げました。」
「家族に見送って貰い、先祖代々の墓に入る。そんな最期を迎えられない人が多くなって来ているのです。
また近年、通夜や告別式を経ずに火葬する『直葬』が増えています。
つまり、自治体が火葬し、引き取り手のない遺骨を保管するというケースも多くなっているのです。」
「さらに一方で、自分の親・兄弟の葬儀を挙げられなかったことに、
一種の罪悪感を持つ人がいるのも事実です。」
…ということのようです。
さらに、
「『遺骨葬』を始めたのは、ご遺体が無くても、故人を弔い、偲べる場所をつくりたいと考えたからです。」
「近年、親と離れて暮らすのが当たり前になり、生涯1度も結婚をせず、
家族を持たないまま高齢になる方も増えている。
家族という単位がますます最小化に進んでいると実感しています…。」と続けます。
神峯山寺では、葬儀をしたり、お墓参りをしたりした家族の写真を撮り、
会話内容も含めてパソコンにデータ入力し、保存しているとのことです。

(画像:https://digital.asahi.com/articles/ASL264WBQL26ULBJ00Z.html?_requesturl=articles%2FASL264WBQL26ULBJ00Z.html&rm=401 アクセス2018年3月10日)
もちろん、個人情報ですので、外部からのアクセスは遮断しているのです。
つまり、例えば、亡き祖父母や両親が生前に幼い自分にどう接し、どんなことを話していたのか?
家族間の交流が減ったとしても、このお寺に来れば自分の家族について知ることができるんです!
なるほど…
今や、お寺に求められているのは、家族を繋げる「接着剤の役割」なのかも知れません。
「遺骨葬」もそうした取り組みの1つの形であり、故人を弔いたいという想いには変わりはないのです。
少子化や生涯未婚率の高まりで、家族の構成人数が少なくなって来ています。
そうした中、生前、それも元気な内から死後に備える(=終活)が静かなブームになっています。
このことは、これから迎える「多死社会」に向け、高齢者に問われている最も深刻な問題の1つには違いないようです。
神峯山寺
住所:〒569-1051 大阪府高槻市原3301-1
電話番号:072-688-0788
ファックス:072-680-2133
拝観時間:9:00~17:00(冬季は16:00まで)
- 関連記事
-
- 市民レジャー農園 入園希望者募集中~お庭が無いけど栽培したい方に! ~ (2018/04/17)
- 日本新聞協会の“HAPPY NEWS大賞”に高槻の小林さんが選ばれました!! (2018/04/10)
- 安満遺跡公園&脇の道路 工事進捗♪ (2018/04/09)
- カワイイお誕生日カードが貰える催し! (2018/03/19)
- 高槻のお寺(神峯山寺)での新しい取り組み (2018/03/12)
- 高槻駅前の新ビルに新しいお店が…!! (2018/03/08)
- 3月2日(金)はミニーマウスの日!限定の女子グッズが色々登場★ (2018/02/28)
- 『北摂の10市町がレジ袋有料化へ! 6月から9スーパーと実施の協定結ぶ!!! 』 (2018/02/22)
- 『恋愛、性、Etc.… 笑いで患者の本音を引き出す!ネット放送で闘病者の心を繋ぐ!!! 』 ~ がん経験者の情報を、今闘病中のアナタへ! ~ ~ 年に約2万人が患者に!AYA世代のがんの実態を浮き彫りに!!! ~ (2018/02/22)
