たかつきニュース

高槻市や豊中市・吹田市等、府北部の北摂地域１０市町と、
スーパー９社が協定を締結して６月から始めたレジ袋有料化実施からもう３ヶ月が経過しました。

人口２０万人以上の主要４市でのマイバッグ持参率はそれぞれ大きく伸び、
目標としていた平均が８０％近くに達していることが、このほど各市のまとめで分かりました。


さてここで、
１０市町とは高槻・豊中・池田・吹田・茨木・箕面・摂津の７市と、島本・豊能・能勢の３町のことで、
スーパー９社とは、イオンリテール近畿・北陸カンパニー、イズミヤ、関西スーパーマーケット、
光洋、ダイエー、阪急オアシス、平和堂、万代、ライフコーポレーション　です。

これらの１０市町と９社が、本年２月からそれまで無料で配布してきたレジ袋を
６月から有料化するとの協定を締結したのです。
レジ袋は、現在各社とも１枚２～５円で販売しています。

１０市町の人口は計約１８０万人で、府内人口の約５分の１にあたります。
レジ袋の有料化で、１０もの自治体が足並みを揃えるのは珍しく、全国から注目を集めています。

このほど、協定を締結した各社が各市町の店毎に来店客のレジ袋持参率を算出しましたが、
実施前の５月と実施後の６月以降のマイバッグ持参率を集計したところ、
人口２０万人以上の主要４市で；

高槻市＝８社１９店舗で　３９．８％　→　７７．７％　（＋３７．９％）
豊中市＝７社３０店舗で　４５．７％　→　７５．８％　（＋３０．１％）
吹田市＝８社２７店舗で　４５．９％　→　７５．１％　（＋２９．２％）
茨木市＝９社１５店舗で　５６．１％　→　７９．２％　（＋２３．１％）

とそれぞれ大幅に伸びました。


特に、４市の中では、高槻の伸びが最も大きく、３７．９ポイントも上昇しました。


（画像：https://www.sankei.com/west/news/180925/wst1809250026-n1.html　アクセス日２０１８年９月２７日）

協定では目標を８０％以上としていて、
今後は他のスーパーやコンビニ、ドラッグストアにも運動を拡大していく方向らしいです。


さらに、最近、協定を締結した９社と１０市町で「北摂マイバッグ持参促進・レジ袋削減協議会」が設立されました。
そこでは、各市町のマイバッグ持参率を報告し合い、今後の課題等について話し合っていくということです。

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