セブン&アイ・ホールディングス傘下から
エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングの運営に変わった後も、
旧名称を使用し続けてきた西武高槻が、
2019年10月から『高槻阪急』に改名することになりました!
このことは、H2Oが先月末に発表しました!
(同様に、神戸市中央区のそごう神戸は「神戸阪急」に改名予定。)
西武高槻とそごう神戸は、2017年10月にH2Oリテイリングが継承し、
現在、グループ内のH2Oアセットマネジメントが運営しています。
しかし、グループ内の事業再編で2019年10月から、
2店の運営が阪急阪神百貨店へ移るのに伴って、
名称も変更されることになった訳です!
H2Oリテイリングは、
高級イメージの阪急と、食品に強く庶民的な親近感のある阪神の両百貨店を中心に、
量販店を本拠地の関西に集中して出店する「関西ドミナント戦略」を展開してきています。
そうした中、買収した2店については、
早急にH2O色を打ち出していく必要がありましたが、
「百貨店は店舗に顧客がついている」等として、従業員や看板、
包装紙もセブン&アイ・ホールディングス時代そのままで運営してきたという経緯があります。
H2Oリテイリングは、名称変更以外の点については、未定としていますが、
既に西武高槻によりますと、
ミレニアム/クラブ・オンカード メンバーズサービスや西武商品券は来年9月には無効になるようです!
なので、ご注意ください!
(
こちら )
西武高槻は、
1974年にJR高槻駅前のオーロラ・モールに開店しましたが、
当時はモール併設型店舗の先駆けで、百貨店とショッピングセンターの複合型のような店づくりが特徴的でした。
さて、高槻の皆さんの反応も色々あるようです!
JR高槻駅前に立地するものの、阪急高槻市駅もゴク近くにありますし、
阪急沿線とはいえ、
阪急の駅から離れているため「JRの駅前なのに何故?」だとか、
「JRが最寄りの阪急って一体!?」といった戸惑いもあるようです…。
さらには、この9月末にプロ野球で埼玉西武ライオンズがパリーグ優勝を決めた際、
全国のそごう・西武の店舗では10月から優勝セールを開催していますが、
高槻西武と神戸そごうとでは、
すでにエイチ・ツー・オー リテイリングの傘下にあった為、優勝セールは開催していないのです!
「まだ西武のままなんだから、セールをやればいいじゃあないか!」とか、
「これからは、阪神が優勝したらセールをやるんだろうか?」
…といった声も聞こえてくるようです。
関西では巨大な影響力を持つ阪急ブランドですが、
このように資本関係で複雑に交錯する経緯があるため、
今回の屋号の変更が今後どのように浸透していくのか???
大変に興味深い所ではあります!
<< 西武高槻店 >>所在地:〒569-1196 高槻市白梅町4-1
問合せ:TEL.072-683-0111
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