先週、全国各地のオススメのフェスについて、ジャズの愛好家・専門家達がその評価を点数化してランキングにする! という調査の発表があり、
“TJS”こと、高槻ジャズストリートが堂々の4位に輝きました!

[画像:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190712-00010004-nikkeisty-musi 20019/7/19アクセス]さすがですね…↑
以下はその評価コメントです。
ちなみに、1位は仙台市の「定禅寺ストリート・ジャズ・フェスティバル」(590ポイント)でした!
『
第4位 「高槻ジャズストリート」 (高槻市、410ポイント)
~ ボランティアが活躍! 体験型も!!! ~
「高槻を音楽があふれる楽しい街に」との想いから1999年にスタート!
全てのイベントやステージをボランティアの手で企画・運営しており、
全会場が入場無料!!! 運営費には特製Tシャツの売り上げを充てている。
「学校、寺院、企業の施設からイベントホールまで多彩な会場があり、町ぐるみの観がある!」
「ジャズだけでなく、ポップスのステージもある!!!」、「とにかくステージ数が多い。幅広い年齢層の人が楽しめる↑」、「体験型ブースやフリーマーケット等が充実している点も見どころ。」
』
さて;
’70~’90年代の日本では、「ジャズ・フェス」といえば、海外の一流ミュージシャンを招いて一夜限りのコンサートを開くという形態が一般的でした。
ところが、2000年代に入ると、市民が主体となって町ぐるみで楽しむ「都市型フェス」が登場して来ました。
従って、今回の「ジャズ・フェス」ランキングでも、その大半が都市型となっています。
都市型フェス企画・運営の中核を担うのが、地域のジャズ喫茶店やバー店等のオーナー達と音楽愛好家達なのです。
注目すべきは、昨今の「ジャズ・フェス」の特長として、単なる一過性のイベントにとどまらない!という傾向が強いコトです。
今回のランキング調査の方法は、ジャズに詳しい専門家さん達の協力で、主要なジャズ・フェスを全国27ヶからをリストアップ!
評価は「地域・町ぐるみで楽しめる」、「演目や場所の演出などプログラムが充実している」、「地元の協力姿勢」といった視点で、専門家が1位から10位まで順位付けしたものを集計した結果になりました。
尚、自身がフェスの企画・運営に携わる専門家達は、それぞれが直接に関わるフェスを除外して評価して貰ったものです。
今回の評価に参加の専門家さん達(敬称略、五十音順):
・大伴公一(音楽サイトARBAN プロデューサー)
・加瀬正之(The Walker’s発行人兼編集人/ライター)
・小杉啓文(ラジオDJ)
・後藤雅洋(ジャズ喫茶「いーぐる」店主)
・佐藤伸行(ヤマハ ジャズ フェスティバル プロデューサー)
・島田奈央子(音楽ライター)
・田中伸明(電通アソシエイト・プロデューサー)
・馬場雅之(タワーレコード JAZZバイヤー)
・藤原清登(音楽家)
・門馬瑠依(ジャズボーカリスト)=
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