『 百貨店2月度は新型コロナの影響で主要5社全てが減収!!! 』 ~ 大丸心斎橋店はナント!前年同月比45.5%減にも!!! ~
- 2020/03/16
- 15:34
皆さァ~~ん!
季節はもう春だというのに、天候不順でイマイチ盛り上がりませんね…。
そんな中、またまた景気の悪い話で恐縮ですが;
百貨店主要5社の2月度の売上速報によりますと、
新型コロナウイルスの感染拡大や、前年では2月だった春節(旧正月)が
今年は1月にズレ込んだこと等を主要因に、5社全てが対前年で売り上げ減となりました。

[画像・引用:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200302-01050139-wwdjapan-bus_all 2020/3/16アクセス]
画像は、大丸心斎橋店本館
特に、免税売り上げ比率の高い店舗では → 大幅減!となっており、
大丸心斎橋店の売り上げは、ななナント!前年同月比45.5%減(但し、商品売上高とテナント売上高を合算して産出。商品売上高では同35.3%減)
という激減に!!! 三越銀座店も同36.2%減となりました。
これで、10月の消費増税以来5ヶ月連続で、
主要5社の売上高が前年割れとなりました!!! ((+_+))
以前から危惧されていたシナリオが、ここに来て現実化した形です。
(但し、当初の予測ではコロナ・ウイルス…云々は織り込まれていませんでしたが。)
百貨店別の2月度売上高は、
三越伊勢丹(既存店)が同15.3%減、
高島屋(単体)は同12.4%減、
大丸松坂屋百貨店は同21.8%減(新装・新設の心斎橋店を差し引くと、同17.9%減)、
そごう・西武は同6.5%減、阪急阪神百貨店が同1.8%減となりました。
補足として、阪急阪神百貨店の落ち幅が小さいのは、
2019年10月に西武・そごうから阪急阪神百貨店に屋号変更した、
高槻阪急、神戸阪急の純増効果による貢献が大きいようです。
ちなみに、免税売上高は大丸松坂屋百貨店が同75%減、
高島屋グループ計が同69.9%減、
阪急阪神百貨店が同68.0%減、
と各社かなりの苦戦模様となりました。
大阪や銀座の店舗だけでなく、
札幌では、雪まつり中の訪日外国人客が大幅に減り、
2月後半は新型コロナの感染拡大で「緊急事態宣言」も出ている
札幌の店舗も大苦戦です。
札幌丸井三越の免税売上高は同71.2%減、
それに伴って同店の売上高は同24.9%減に。
大丸札幌店の売上高も同28.3%減でした。
カテゴリー別では、衣料品は全社で軒並み苦戦しました。
「婦人服は同18.9%減」、
「苦戦の要因として、先ず大前提として消費増税があり、
そこに暖冬や新型コロナが重なった形になった。」(高島屋談)とのことでした。
化粧品も免税売上減が直撃し、各社とも苦戦しました。
百貨店売り上げのけん引役であり得た高額品も同様に不振でした。
但し、「美術品が外商顧客に売れた高額カテゴリーのみ、前年実績を超えた」
(そごう・西武談)といった例や、
「宝飾、時計は良かった!」(三越伊勢丹談)、
「改装中のため単純比較はできないが、富裕層消費は堅調でした。」
(阪急うめだ本店談)
…といった声もありました。
各カテゴリーが苦戦する中で、衣料品や化粧品に比べて善戦していたのが食料品でした。
とくに;
「バレンタイン催事は好調でした。
ワインの催事(2月19~24日)は予算を大幅に超えました」(伊勢丹新宿本店談)や、
「阪急うめだ本店のバレンタイン催事の売上高は25億円と、過去最高となった!」、
「食品シェアが高い郊外型店舗は、都心への外出の代替となっているようで、
マイナス影響は比較的少なかった。」(阪急阪神百貨店談)
…といった状況でした。
以上のように、新型コロナ感染拡大の影響を受けて、
各社とも3月中も営業時間の短縮や休店日の増設を実施していて、
厳しい局面は今後も続きそうな見通しです。
季節はもう春だというのに、天候不順でイマイチ盛り上がりませんね…。
そんな中、またまた景気の悪い話で恐縮ですが;
百貨店主要5社の2月度の売上速報によりますと、
新型コロナウイルスの感染拡大や、前年では2月だった春節(旧正月)が
今年は1月にズレ込んだこと等を主要因に、5社全てが対前年で売り上げ減となりました。

[画像・引用:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200302-01050139-wwdjapan-bus_all 2020/3/16アクセス]
画像は、大丸心斎橋店本館
特に、免税売り上げ比率の高い店舗では → 大幅減!となっており、
大丸心斎橋店の売り上げは、ななナント!前年同月比45.5%減(但し、商品売上高とテナント売上高を合算して産出。商品売上高では同35.3%減)
という激減に!!! 三越銀座店も同36.2%減となりました。
これで、10月の消費増税以来5ヶ月連続で、
主要5社の売上高が前年割れとなりました!!! ((+_+))
以前から危惧されていたシナリオが、ここに来て現実化した形です。
(但し、当初の予測ではコロナ・ウイルス…云々は織り込まれていませんでしたが。)
百貨店別の2月度売上高は、
三越伊勢丹(既存店)が同15.3%減、
高島屋(単体)は同12.4%減、
大丸松坂屋百貨店は同21.8%減(新装・新設の心斎橋店を差し引くと、同17.9%減)、
そごう・西武は同6.5%減、阪急阪神百貨店が同1.8%減となりました。
補足として、阪急阪神百貨店の落ち幅が小さいのは、
2019年10月に西武・そごうから阪急阪神百貨店に屋号変更した、
高槻阪急、神戸阪急の純増効果による貢献が大きいようです。
ちなみに、免税売上高は大丸松坂屋百貨店が同75%減、
高島屋グループ計が同69.9%減、
阪急阪神百貨店が同68.0%減、
と各社かなりの苦戦模様となりました。
大阪や銀座の店舗だけでなく、
札幌では、雪まつり中の訪日外国人客が大幅に減り、
2月後半は新型コロナの感染拡大で「緊急事態宣言」も出ている
札幌の店舗も大苦戦です。
札幌丸井三越の免税売上高は同71.2%減、
それに伴って同店の売上高は同24.9%減に。
大丸札幌店の売上高も同28.3%減でした。
カテゴリー別では、衣料品は全社で軒並み苦戦しました。
「婦人服は同18.9%減」、
「苦戦の要因として、先ず大前提として消費増税があり、
そこに暖冬や新型コロナが重なった形になった。」(高島屋談)とのことでした。
化粧品も免税売上減が直撃し、各社とも苦戦しました。
百貨店売り上げのけん引役であり得た高額品も同様に不振でした。
但し、「美術品が外商顧客に売れた高額カテゴリーのみ、前年実績を超えた」
(そごう・西武談)といった例や、
「宝飾、時計は良かった!」(三越伊勢丹談)、
「改装中のため単純比較はできないが、富裕層消費は堅調でした。」
(阪急うめだ本店談)
…といった声もありました。
各カテゴリーが苦戦する中で、衣料品や化粧品に比べて善戦していたのが食料品でした。
とくに;
「バレンタイン催事は好調でした。
ワインの催事(2月19~24日)は予算を大幅に超えました」(伊勢丹新宿本店談)や、
「阪急うめだ本店のバレンタイン催事の売上高は25億円と、過去最高となった!」、
「食品シェアが高い郊外型店舗は、都心への外出の代替となっているようで、
マイナス影響は比較的少なかった。」(阪急阪神百貨店談)
…といった状況でした。
以上のように、新型コロナ感染拡大の影響を受けて、
各社とも3月中も営業時間の短縮や休店日の増設を実施していて、
厳しい局面は今後も続きそうな見通しです。
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