日本百貨店協会が、91店舗を対象とした2月の免税売上を発表しました。
世界的なCOVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大の影響を受けて、
総売上は前年同月比約65%減の約110億2,000万円となりました。
なお、購買客数も全体で約70%減の13万4,000人と大幅に落ち込みました。
免税売上の大半を担っていた中国本土からの団体旅行が、
COVID-19の流行により1月27日から禁止された他、
香港、台湾、韓国といったアジア地域からの訪日客が激減しました。
日本政府観光局が今月19日に発表した、
2月の訪日客数は,、前年同月比58.3%減の108万5,100人で、
近年稀に見る低水準だったそうです!!!
[画像・引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200324-00010000-fashions-life 2020/3/31アクセス]
※伊勢丹新宿店本館一方で、1月の免税総売上は前年同月比20.9%増の約316億9,000万円で、
4ヶ月ぶりに前年比がプラスに回復しました。
このことは、中国の春節に該当する日が例年よりも早まったことで、
訪日客が増加するタイミングが1月に前倒しになった為と思われます。
三越伊勢丹ホールディングス、高島屋、松屋、エイチ・ツー・オー リテイリング、
J.フロント リテイリング等、
百貨店大手各社の免税売上を含む全体の業績についても、
COVID-19の影響がが大きなダメージを与えました。
前年同月比の売上高(速報値)では、三越伊勢丹が15.3%減、
エイチ・ツー・オー リテイリング(阪急阪神百貨店、高槻阪急・神戸阪急を除く)
が14.3%減、
松屋が31.6%減、高島屋が11.7%減、
J.フロント リテイリング(大丸松坂屋百貨店)が21.8%減と
軒並み10%以上の減少となりました。
もしも、このままCOVID-19の猛威が続けば、
経済に与える悪影響は計り知れないモノになりそうです!!! ((+_+))
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