ノスタルジーな気分になりたい方へ
- 2014/12/05
- 11:47
イタリアで10年にわたって活動されている池田実穂さんの個展が、高槻市北園町の『アートデアート・ビュー』で開かれていたので、さっそくお邪魔することに。

池田さんは1978年、群馬県生まれ。
2004年にイタリアに渡り、カッラーラ美術大学彫刻家に入学。
以後、カッラーラのアトリエで木版画の制作に励む傍ら、
2012年には新たにアクリル画の制作も開始し、新境地を開きました。
コンクールの受賞歴には、2013年の第11回国際版画ビエンナーレ プレミオ・アクイ展(入選)、“Macchie d’acqa”水彩画コンクール(第3位)、2014年の第3回シャルジャ国際絵本原画展(入選)などがあります。
今回の個展では、シャルジャ国際絵本原画展での入選作を中心にアクリル画と木版画が多数展示されています。
気になる絵ですが、ちょっと見てみましょう。



アクリル画では、アクリル絵の具を用いた独特の質感と鮮やかな色彩が目を惹きました。
一方、木版画は、繊細な線で彫られた図形の集合に、見る者を不思議な気分にさせてくれます。
展示されたものからも分かるように、池田さんの絵には女の子がよくモチーフとして登場します。
女の子の純粋さ、儚さ、少女から大人の女性へと変わっていく瞬間、そういったものがノスタルジィとして鑑賞者の心に響いてきます。
たぶん、男性が見るよりも女性のほうが共感できる部分が多いんじゃないかな。
このどことなく所在なさを感じさせる女の子のイメージと、
繊細な線は、私の好きな南圭子の世界観にも共通しているようにも思いました。
同展は本日5日(金)17:00まで催されているので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
アートデアート・ビュー
11:00~18:00(最終日は17:00まで)
〒569-0802
高槻市北園町13-30
TEL:072-685-0466
http://www.artdeart.jp/
大きな地図で見る
池田実穂さんのホームページはこちら

池田さんは1978年、群馬県生まれ。
2004年にイタリアに渡り、カッラーラ美術大学彫刻家に入学。
以後、カッラーラのアトリエで木版画の制作に励む傍ら、
2012年には新たにアクリル画の制作も開始し、新境地を開きました。
コンクールの受賞歴には、2013年の第11回国際版画ビエンナーレ プレミオ・アクイ展(入選)、“Macchie d’acqa”水彩画コンクール(第3位)、2014年の第3回シャルジャ国際絵本原画展(入選)などがあります。
今回の個展では、シャルジャ国際絵本原画展での入選作を中心にアクリル画と木版画が多数展示されています。
気になる絵ですが、ちょっと見てみましょう。



アクリル画では、アクリル絵の具を用いた独特の質感と鮮やかな色彩が目を惹きました。
一方、木版画は、繊細な線で彫られた図形の集合に、見る者を不思議な気分にさせてくれます。
展示されたものからも分かるように、池田さんの絵には女の子がよくモチーフとして登場します。
女の子の純粋さ、儚さ、少女から大人の女性へと変わっていく瞬間、そういったものがノスタルジィとして鑑賞者の心に響いてきます。
たぶん、男性が見るよりも女性のほうが共感できる部分が多いんじゃないかな。
このどことなく所在なさを感じさせる女の子のイメージと、
繊細な線は、私の好きな南圭子の世界観にも共通しているようにも思いました。
同展は本日5日(金)17:00まで催されているので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
アートデアート・ビュー
11:00~18:00(最終日は17:00まで)
〒569-0802
高槻市北園町13-30
TEL:072-685-0466
http://www.artdeart.jp/
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