センター街で女子生徒にスプレー噴射　容疑者を逮捕- たかつきニュース

センター街で女子生徒にスプレー噴射　容疑者を逮捕

2015/01/23
13:32

今月19日、高槻センター街で高校3年生の女子生徒（18）が自転車に乗った男に液体をかけられ火傷を負った事件がありましたね。

液体の成分は劇物である水酸化ナトリウム。

幸い被害にあった女子生徒は軽傷でしたが、液体は顔の近くにかけられたらしく、「女性の顔を傷つけるなんてひどいことする」と犯人に憤りを覚えたものです。

その事件ですが、どうやら解決に向けて大きく動き出したようです。

大阪府警捜査1課は昨日22日に、住所・職業不詳の上村宜弘（43）氏を同事件の容疑者として逮捕しました。
センター街に設置されている防犯カメラの映像などから関与が浮かんだそうです。
上村容疑者は現在のところ、「なぜ逮捕されたのかわからない」と容疑を否認しています。

犯行を認めていないようですが、容疑者が逮捕されたというのは、とりあえずは明るいニュースですね。

府警によると、上村容疑者は2013年2月、アルバイト先で知り合った女子生徒につきまとったとして、ストーカー規制法違反容疑で逮捕され、有罪判決を受けていました。

府警は女子生徒の身辺警護などを行っており、昨年1～2月には、計3回ほど女子生徒の自宅付近で不審者が目撃されていました。
しかし、それ以降は異常もなく、保護者らの申し出もあったため、今月9日に定期連絡を打ち切ったばかりだったといいます。

ストーカーの自己本位なフラストレーションが今回の犯行の引き金になったのでしょうか。

一刻も早く、真実が明らかになることを願います。

そして被害にあった女性生徒らには、適切なメンタルケアを提供してあげてほしいですね。