JR西日本とNHK大阪放送局は3日、ある覚書を締結しました。
どんな内容かというと、
巨大地震などの大規模災害が発生した際に、駅構内に設置されているディスプレイにNHKの非常災害放送を放映するというもの。
その先行運用先となったのが、兵庫県の尼崎駅と、われらが高槻駅の両駅。運用は
4月1日より開始されるそうです。
以降、3年をかけて近畿圏の約70の駅にひろげていく見通しなのだとか。
どういった経緯で高槻が選ばれたのかわかりませんが、こういった災害対策のあたらしい試みを、ほかよりも早く取り入れるのは素晴らしいことだと思います。
震度5弱以上の地震や大型台風などの災害が近畿で起きると、ディスプレイには電車の遅れや運休の情報が表示されます。
覚書によると、運行情報の更新がない場合には、各駅の判断でNHKの放送に切り替えていいそう。
また、それにより乗客が早めに行動できるメリットが生じるといいます。
ちなみに、駅構内でのNHKの災害放送は、JR西日本としてはあたらしい取り組みなのですが、関西の私鉄で阪急と阪神両電鉄はすでに実施しています。
やっぱり災害が起きたとき、必要になるのは情報ですものね。
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